令和元年報恩講 事前のご案内

今年の善福寺報恩講も、お馴染みの鎌倉能舞台による能楽奉納「杜若」がございます。

【杜若】
東国行脚の僧が三河国の八橋の沢辺に憩い、咲き匂う杜若に見とれていると、里の女が現れ、八橋の杜若にまつわる故事を語り、杜若こそ在原業平の形見の花だとのべて、僧を自分の庵室へ案内する。女は唐織を、初冠・長絹・飾太刀に装いを改め、自分は杜若の精だと告げ、業平は極楽の歌舞の菩薩の化身であり、その詠歌は法身説法の妙文で、非情の草木も救われると説く。続いて、業平の多くの恋愛事も、結局は、彼女たちを済度するための方便としての結縁だったと明かされる(『能楽ハンドブック改訂版』、三省堂2000年)

奉納にご参拝の方は善福寺までお申込み下さい。(善福寺門徒の方はお申込みの必要はございません)

10月26日(土)
午後4時30分~ お逮夜
午後5時00分~ 能楽奉納「杜若」

10月27日(日)
午前11時00分~ お斎
午前12時00分~ お日中 雅楽法要
午後 1時00分~ 医療講座 (講師:内科専門医 伊東 佳子先生)


懇志・・・善福寺門徒の方: 例年通り納めて下さい。
     一般の方: 3,000円を納めて下さい。

お申し込みは、0465-74-0371 善福寺までお気軽に お電話下さい。

鎌倉能舞台は、日本の伝統芸能・能楽の公開・振興をもって分化の向上に寄与することを目的として、昭和45年(1970年)5月3日、中森晶三氏が 鎌倉市長谷に創設しました。(落成は昭和46年)現在は中森貫太氏が後継し 中心となって活動しています。(公式Webサイトより)