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夫婦墓と合祀について
夫婦墓は、夫婦専用の永代供養墓ですので、寺院や墓地により形式の違いはあるとしても、基本的には夫婦専用の墓地となります。ただ、これは夫婦墓に限らず、基本的にはほぼ全ての永代供養墓において言えることですが、永代供養墓と言っても、その墓地区画を未来永劫にわたって買い取ったというわけではありません。
故人の祥月命日のうち、定められた年に行われる法要がいわゆる年回法要(年忌法要)ですが、一周忌、三回忌、七回忌と行い、一般の人の場合は、宗旨、地域などにより様々ではあるものの、概ね三十三回忌もしくは五十回忌を最後の年回法要とするのが一般的です(弔い上げ、問切り)。そして、夫婦墓を含む永代供養墓の場合には、その年回法要を故人の遺族に代わって寺院が執り行う、というものとなります。夫婦墓や永代供養墓の申し込みの際に希望することですが、年回法要をいつまで行うか予め希望し、それ以降は多くの場合、遺骨は共同の永代供養墓内など、土に還ることのできる場所で土に還された上、合祀という形でそれ以降も永代にわたり寺院によって供養されるという場合がほとんどです。その際、それまで個別に寺院境内やその他墓地などにあった夫婦墓は、形としては残らなくなります。ただし、取り分け土地の限られた都心部などに多い、ロッカーのような形をした納骨堂形式の永代供養墓では、骨壷に納められた状態のまま、期限の定めなく割り当てられたその場所に安置される場合もあります。